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ソニアボーカル教室Blog

ソニアボーカル教室のおしらせやスタッフの声をお届けします。

 声量がでないタイプの人には息漏れのする人が多いのですが、当のご本人も息漏れしているとは気づいてないし、それを指摘されることもなかなかないと思います。
経験を積んでいるプロのボイストレーナーなら、聞けばすぐわかると思います。
妙に上滑りするような芯のない声なのです。

では、どうしたら息漏れを直せるでしょうか?
低い方から始める発声練習の場合、まず地声の段階でむだな息を取り除きましょう。
声を出す前にいったん息を止めて、それからお腹を押すように発声して歌い出してみましょう。
何度かやっているうちに息漏れのない声ができてきます。
地声はしっかり息漏れをとらないと声量が出ません。
それに対し、裏声に向かうにしたがってたくさんの息を必要とするようになります。
ただし、これは声楽家、ボイストレーナーの間でも意見の別れるところです。
高音は息を少なくするという意見もあります。
アメリカ系のボイストレーニングは高音の息は少なくするというところが多いように思います。
これはアメリカと日本の言語の違いと骨格の違いに起因するものではないかと、私は考えています。
日本語は喉をしめて発声することが多いので、日本人には喉がしまっている人が多いのですが、英語やイタリア語などは比較的喉をあけて発声します。
特にイタリア語などは言語そのものが頭声といって頭から抜ける音なのです。
歌を歌う人にとっては、これはうらやましい限りです。
それに対し日本人は言語の影響があるためか喉がしまりやすい傾向にあるため、高音は息を多めにしないとどんどん喉がしまってしまうのではないかと思います。
話しを本題に戻しますが、しっかりと発声するためには、地声のあたりでは息を少なめにし、音が高くなるにつれて少しずつ息を足すようにすると低いところから高いところまでなめらかに発声することができます。
喉にとって少しの息を足すことは潤滑油のような働きもします。
低音の息漏れをしっかりとった方がよいあたりでさえも、息漏れの無い声が発声できるようになったら、少量の息を足すことによってなめらかな美声になります。
息の量をコントロールできるようになれば、もっと美しい声になれるのです。
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