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ソニアボーカル教室Blog

ソニアボーカル教室のおしらせやスタッフの声をお届けします。

喉声を治したいと思っている人は多いと思いますが、もし、自分の発声のし方は喉声ではないかと思っていたら、その人の喉声はそれほど重症ではないかもしれません。
そもそも喉声とはなんぞやということですが、喉を狭く使って発声している状態です。
喉を狭く使っている状態というのは声帯から口へとつながるパイプが狭くなっている状態ですから、息が吐きにくくなります。
息が吐きにくいということは、声が出にくいといことです。
声が出にくいものですから、声帯に力を入れて声を出そうとします。
こような人の声帯を過緊張声帯といいますが、声帯にいつも力を入れて発声しようとするので声帯内の筋肉がバランスの悪い発達の仕方をしてしまいます。
ある筋肉ばかりが異状に発達してしまいます。
その筋肉は普段使い慣れているものですから、どの音域の音を出すときもその筋肉を使おうとします。
ですからある音域の音はぜんぜん出ない(その音域に必要な筋肉を使えない)ということになってしまいます。
喉詰め声の人はある音域になると音痴ではないのに音がわからなくなり、音がはずれてしまうという現象がよく起こります。
また、喉に力を入れて発声しようとすると、喉仏が上がってしまい、ますます喉が狭くなってしまいます。
しかし、喉に力を入れて声を出しているので、声量はあるのです。
そのため自分は声量のあるいい声だと思っている場合がほとんどです。
喉詰め声の人は感覚がどんどん鈍くなっていきますから、その声はザラザラ雑音の入る声であるのに、当人はいい声だと思っていることが多いのです。
喉詰め声という自覚はないのですが、高い声が出ない、息が長続きしないというようなことを改善したいと思い、ボーカルスクールを訪れるようです。

このような症状に対しては、声帯内筋のリハビリ訓練と腹式呼吸で声帯の負担を軽くするようにすると改善します。

福和
声をよくしたい、というのは誰もが抱いている願望だと思います。
自分の声が嫌いという人もいます。

喉に力を込めてうたってきた人は声量はありますが、ザラザラ雑音の入るダミ声である場合がほとんどです。
自分はいい声だとおもっているのですが、聞いている人のほとんどはいい声だと思ってはいないと思います。

一方、何か話しかけても、よく人から聞き返されるので、もっと通る声にしたいという願望もよく聞きます。
この両者に共通していることは、お腹まわりの筋肉と声帯をまったく繋げていないということです。

喉に力を入れて声を出してきた人はまず、のどを開き声帯の筋肉のリハビリをしなくてはなりません。
それとともに、腹式呼吸でうたえるようにすれば、声はだんだんと透明感のある美声に変わってきます。
喉に力を入れなくても自然に声量も出てきます。

よく聞き直されるからと言って滑舌の練習をすればいいと考える人がいるかと思いますが、それは見当違いの対処法です。
はっきりと口を開け発音するようにすると、声帯の筋肉が緊張するために声はますます出にくくなります。
共鳴腔を拡げ、遠くまで届く響きの良い声にしましょう。
そして、口や顔の脱力をして、お腹から声を出す練習をすることが良い声を作り出す方法です。

ソニアボーカル教室 福和